大学時代、教養科目の講義の中で、中国の文化大革命を扱った映画作品を観る機会がありました。

『覇王別姫』や『青の稲妻』といった作品です。

文化大革命は、1966年から1976年にかけて中国で起きた政治運動ですが、映画の中で描かれていたのは単なる歴史的な出来事ではなく、社会の変化が一人ひとりの人生にどのような影響を与えたのか、という人間の物語でした。

それまで築き上げてきた芸術が否定され、
信頼していた人との関係が壊れ、
自分の信じてきたものさえ揺らいでいく。

そうした状況の中で、人は何を守り、どのように生きるのか。

教科書で読む歴史とは違い、映画を通して描かれるそれは、とても生々しく、静かな衝撃を伴うものでした。

当時は一人の学生として講義を受けていましたが、今振り返ると、社会と個人は決して切り離されたものではないということを学んだ時間だったように思います。

私たちは日々、さまざまな環境の中で生きています。
仕事、社会、人間関係。
それらは、身体にも少なからず影響を与えます。

鍼灸の施術を通して感じるのは、身体は単なる物理的な存在ではなく、その人の生きてきた時間や環境の影響を静かに記憶している、ということです。

緊張の続いた日々の後に身体が固くなること。
安心できる環境の中で、呼吸が深くなること。

身体は常に、その人の生き方とともにあります。

歴史の中に生きた人々の物語に触れた経験は、今の私の仕事にも、どこかでつながっているように感じています。

身体と向き合うことは、その人の人生と向き合うことでもあるのだと思います。

出張鍼灸ここの葉では、
身体の状態だけでなく、その方の生活や環境にも目を向けながら、
丁寧な施術を行っています。

施術についての詳細は、こちらをご覧ください。

さらば、わが愛/覇王別姫

青の稲妻

※上記リンクはアフィリエイトリンクをふくみます

Xでフォローしよう

おすすめの記事